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仏壇の種類 さまざまなタイプ

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仏壇の形状

金仏壇(塗り仏壇)、唐木仏壇、家具調仏壇というのは仏壇の種類です。

それぞれ使用する素材や工法がことなります。「金仏壇」は漆と金であしらわれた仏壇、「唐木仏壇」は唐木や銘木の素材を生かした仏壇、「家具調仏壇」はそれらに属さない洋間などにも合う材質やデザインで作られた新しい形のお仏壇、このように分類できるかと思われます。

そして、金仏壇、唐木仏壇、家具調仏壇それぞれに、「台付き仏壇」「上置き仏壇」というようにさまざまな形状があります。お祀りする場所を考慮に入れた上で、仏壇店に出向きましょう。

 

台付仏壇

仏壇本体に下台が付いたものを「台付仏壇」と呼びます。下台は主に収納として利用します。

大きさはさまざまです。幅は40センチ程度(これはかなり細身です)から大きいものでは1メートルを超えるものもあります。高さも小さいもので130センチ、大きいもので1メートル80センチと、人の背丈を超えるものもあります。

仏間がある住宅であれば、仏間に設置するのがよいでしょう。

 

<仏間の幅>

旧家では仏間を前提に住宅設計がなされています。

よくある設計は、床の間と収納(あるいは違い棚)と仏間が並んでいて、二間を襖で区切っています。法事やお葬式などで多くの親戚たちが集まる時には襖をあけ放って二間続きで使用するためです。このような住宅では仏間の幅が1メートルを超えることがざらにあるので、その寸法に合わせたサイズの仏壇を選ばれます(必ずしもそうしなければいけないわけではありません)。

昨今の住宅で一般的な仏間の幅は90センチ前後、つまりは畳半分の寸法です。そして柱内の有効幅が80センチ前後といったところでしょうか。

気をつけなければならないのは、仏間の幅そのままに仏壇幅を考えてはいけないということです。つまりは扉です。仏壇本体の幅と扉を開けた時の幅を考慮して、仏壇を選びましょう。開けた扉を仏間内に納めるのか、床柱に巻いて外に出るようにするのか、このあたりは専門的なアドバイスが必要になって来るので、仏間全体が映る写真撮って、そして事前に仏間の寸法を測った上で仏壇屋さんに行きましょう。

 

<仏間の高さ>

高さも気をつけなければなりません、

通常、床から天井までは2メートル以上の高さがあるのですが、仏間は床の部分に框(畳から約10センチ程度立ち上がる化粧板)が、そして天井から垂れ壁が下がっていることが多く、この範囲内に仏壇が収まることが理想です(仏壇の上部が5センチ程度垂れ壁の奥にかかる位がベストだと言われています)。框から垂れ壁までが170から180センチが多いようです。

台付き仏壇の内部構造も、畳(座布団)に正座して見上げた時にご本尊を見上げるような寸法設計になっています。仏壇本体と下台の寸法比率が均等でないことからも明らかです。

 

<規格の呼び方>

金仏壇では15号、16号、18号、20号、などと呼びます。これは仏壇の幅寸法を指し、15号の場合は1尺5寸(約45センチ)、20号は2尺(約60センチ)のことです。

さて、どこの幅を測るか、仏壇本体の胴幅、胴内幅、中敷幅など、これらは仏壇の産地によって異なります。たとえば、京都壇は仏壇の同幅、大阪壇は胴内幅で測るために、京都壇の18号と大阪壇の18号では寸法が異なり、大阪壇の方が一回り大きくなります。また「号」ではなく「代」で表すこともあります。

唐木仏壇の場合は「高さ-幅」で言い表します。たとえば「53-18」は5尺3寸(約160センチ)の高さで、1尺8寸の幅(約54cm)となります。

 

上置き仏壇

家具や棚の上に置ける仏壇の事を「上置き仏壇」と呼びます。住宅の洋風化、狭小化が進む中で仏壇もどんどん小型化していき、上置き仏壇は広く支持されています。

下台がなく、コンパクトな仏壇です。

小さいから安いというものでもありません。安いものだと数万円からありますが、高級銘木を用いたものや、上置きの金仏壇など、100万円を超えるものもあります。

台付仏壇と異なって、上置き仏壇には収納が少ない、また仏壇を安置する場所によってお参りしづらい高さになることもあるので注意しましょう。

また、上置き仏壇専用の仏壇台も別途販売されています。

上置き仏壇の規格は高さで言い表し、ここで言われる号数は仏壇の総高さを指します。16号は高さが1尺6寸(約48㎝)、20号は高さが2尺(約60㎝)といった具合です。

 

地袋仏間用の仏壇

地袋とは、地板に接して作られた袋戸棚です。つまり、作り付けの収納がすでにある仏間の事ですね。

ここに台付き仏壇を置くと、地袋という収納の上に、仏壇下台の収納が来て、その上に仏壇本体が来てしまい、総高さが2メートルくらいになってしまいなんともアンバランスです。

上置き仏壇を置かれても構わないのですが、地袋用に設計された仏壇があるのでそれを選ぶといいでしょう。

通常、台付き仏壇の総高さは160~170センチくらいですが、地袋用仏壇は極端に下台寸法を低くすることで、仏壇そのものの総高さは100~120センチくらいになっています。作り付けの地袋の一般的な高さが40~60センチで、その上に地袋用の仏壇が安置されるわけですから、結果として同じような高さの仏壇になるように設計されています。

仏壇は座布団に正座してからの視線を考慮して設計されています。家の仏間が地袋付きの場合は高さ加減などで専門的なアドバイスを頂いた方がいいでしょうから、まずは仏壇店に相談しましょう。

 

壁掛け仏壇

壁に仏壇を取り付けるという発想に驚いてしまうものですが、家具調仏壇の先駆的シリーズである「現代仏壇」を展開する八木研というメーカーが開発した仏壇です。狭小化する住宅の小スペースを有効利用するという点から考え出されたようです。

商品ラインナップには木材でできたものやステンレスでできたものなどさまざまです。和風の格子戸のお仏壇から、牛皮を使用したものまで、そのデザイン性は多岐にわたり、カタログやギャラリーでさまざまな仏壇を見ているだけでも楽しくなります。

さて、この壁掛け仏壇は、通常のように仏壇を床や棚の上に「置く」のではなく壁に「掛ける」ので、壁に穴を開けなければなりません。賃貸住宅の場合それが可能かどうか、事前に確認しておく必要があるでしょう。

また、通常の配達だけでなく別途の取付施行費や工務店の手配が必要な場合もあるようです。電気の配線なども含めて設置の前には必ず仏壇店に相談しましょう。

 

家具調仏壇の寸法について

金仏壇は「20号」、唐木仏壇は「53-18」などと呼ぶと書きました。仏壇の世界は今でも尺寸を用いて寸法を呼ぶのですが、家具調仏壇に限ってはセンチメートルを使用していますし、伝統的な「号」や「代」という寸法割に留まらない自由なデザインが開発されています。

家具調仏壇にも台付きや上置きはありますが、基本的には小型化が主流です。金仏壇で大きなものは高さが180センチ、幅が120センチというようなものもありますが、家具調仏壇で一番大きいものもせいぜい高さが150センチくらいのものです。

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